はじめに
WEB広告とテレビ広告。どちらも企業のプロモーションに欠かせない広告手法ですが、「自社のサービスにはどちらが向いているのか?」「費用や効果はどれほど違うのか?」と迷っている方も多いのではないでしょうか。本記事では、WEB広告とテレビ広告の基本的な特徴から、効果やコストの比較、そして具体的な事例や活用戦略まで、徹底的に解説していきます。マーケティング担当者や広報担当者が、最適な広告戦略を選択できるよう、わかりやすく整理しました。
Web広告について、詳しく知りたい方はこちらのブログ記事「WEB広告とは?初心者でもわかる仕組みを徹底解説【2025年版】」もぜひご覧ください。

WEB広告とテレビ広告の基礎理解
WEB広告とは?現代のデジタル時代を象徴する広告手法
WEB広告とは、インターネットを通じて配信される広告全般を指します。代表的な形式には以下のようなものがあります。
- リスティング広告(検索連動型広告)
- ディスプレイ広告(バナー広告など)
- SNS広告(Instagram、Facebook、Xなど)
- 動画広告(YouTubeなど)
これらはすべて、特定のターゲット層に対してピンポイントで広告を届けることができるという点が最大の強みです。Google広告やMeta広告では、ユーザーの興味関心・年齢・地域など、きめ細かいターゲティングが可能です。
さらに、効果測定性にも優れているのがWEB広告の特徴。表示回数(Impression)・クリック率(CTR)・コンバージョン(CV)などのデータをリアルタイムで取得・分析でき、成果に応じた最適化も迅速に行えます。
【具体データ】
「2023年 日本の広告費」では、WEB広告(インターネット広告費)の総額は3兆3332億円と、テレビ広告(1兆7052億円)を大きく上回る規模に成長しています。特に動画広告市場は前年比121.1%と急拡大しており、YouTubeやTikTokを活用した企業のプロモーションは今や常識となりつつあります。
テレビ広告とは?圧倒的な到達力と信頼感のある伝統媒体
一方、テレビ広告は民放各局が放送するCM枠を利用した広告手法です。主に以下のような特徴があります。
- 全国規模でのリーチが可能
- ブランディングやイメージ醸成に優れている
- 視覚・聴覚に訴えるインパクトのある表現
テレビCMは**「同時に多数の視聴者へ情報を届けられる」という圧倒的な広報力**を誇ります。商品認知やブランド想起を目的としたキャンペーンでは、テレビ広告の効果は依然として高く評価されています。
【参考データ】
総務省「放送受信料に関する統計」によれば、2023年時点でのテレビ保有世帯数は約90%超とされており、高齢層を中心に依然として大きな影響力を持っています。特に40代以上の層では、テレビが主な情報収集手段であるという調査結果もあり、広い世代に対する認知獲得手段としての強みが健在です。

若者のTV離れが進んでいく中で、広告の主戦場はWEB広告へと変わりつつある。
ただ!!!経済力のある年齢層はTVからの情報収集も欠かしてない!
さぁ、何をどう組み合わせ、広告を構築していく!?
WEB広告とテレビ広告のメリット・デメリット比較
WEB広告とテレビ広告は、それぞれ異なる特徴と利点・課題を持ちます。このセクションでは、主に以下の6つの観点で両者を比較し、それぞれの強みと弱みを明らかにしていきます。
- 到達範囲(リーチ力)
- ターゲティング精度
- 費用(初期費用・運用費)
- 効果測定のしやすさ
- 即時性・柔軟性
- 運用の難易度
到達範囲|広く届けるテレビ、深く刺すWEB
- テレビ広告の強み:マスリーチ
テレビは一斉に数百万人以上の視聴者に届けることが可能です。全国放送のゴールデンタイムであれば、10%以上の視聴率(1000万人前後の視聴者)を狙えることも。特に高齢層や地方在住者など、インターネット広告では届きにくい層への訴求にも有効です。 - WEB広告の強み:ターゲット層への的確なリーチ
WEB広告は逆に、特定の属性や行動履歴をもつユーザーに的確にアプローチできます。YouTube広告では視聴者の年齢や地域、過去の視聴履歴などをもとに細かく絞り込むことができ、無駄な広告費を減らし、コンバージョン率の高い運用が可能です。
ターゲティング精度|WEB広告が圧倒的に高い
- WEB広告の特長
Google広告やSNS広告では、性別・年齢・興味関心・職業・地域など多様な切り口で広告配信先を設定できます。加えて、リマーケティング(再訪問ユーザーへの広告配信)なども可能で、購買意欲の高い見込み客に集中投下できます。 - テレビ広告の限界
テレビは基本的に番組の想定視聴者層に合わせて出稿するため、精密なセグメント設定はできません。たとえば若年層女性にアプローチしたい場合でも、一定数の中高年男性にも届く非効率性が発生します。
費用面の違い|テレビは高額、WEBは柔軟な予算対応
- テレビ広告の費用感
地上波テレビCMは、制作費100万~300万円、放映費100万~1000万円以上とされます(媒体や時間帯による)。地方局でも月数十万円の出稿が必要で、中小企業にはやや高いハードルです。 - WEB広告の費用感
一方でWEB広告は1万円〜でも始められる低予算対応が可能。クリック課金(CPC)やインプレッション課金(CPM)など、成果に応じた柔軟な出稿スタイルが魅力です。
たとえば、Google広告ではCPCが平均100〜300円前後で、1クリックごとの費用を管理しながらPDCA運用ができます。
効果測定|「見える化」できるのはWEB広告
- WEB広告の強み
インプレッション数・クリック率・CV数・CVR・広告ROIなど、定量的なKPIで効果測定可能。Googleアナリティクスや広告マネージャーでリアルタイムに成果を把握し、配信停止や予算配分変更も即時実行できます。 - テレビ広告の課題
視聴率は番組単位でしか取得できず、CM単体の貢献度を数値で測るのは困難。広告認知調査や電話アンケートなどの間接的な効果検証に頼らざるを得ず、改善サイクルが長くなる傾向があります。
即時性・運用性|スピーディなWEB vs 計画型のテレビ
- WEB広告:最短即日で出稿可能
バナーやテキスト、動画を用意すれば、即日でも配信開始が可能。PDCAを高速回転させながら、効果が良いパターンに短期間で切り替える運用が現実的です。 - テレビ広告:放送枠の確保が必須
媒体社との打ち合わせや放映枠の確保、審査などが必要となり、出稿までに数週間~1ヶ月以上かかることも一般的です。
費用対効果に見る比較
広告施策を検討するうえで最も気になる指標のひとつが「費用対効果(ROI)」です。同じ予算を投じるなら、どちらがより大きな成果を得られるのか。このセクションでは、テレビ広告とWEB広告の費用構造・成果指標・運用効率の面から比較していきます。
テレビ広告の費用対効果|一撃のインパクトは強いが計測が難しい
テレビ広告の最大の利点は「認知拡大力」です。とくに全国放送でのCMは短期間で数百万人に情報を届けられるため、新商品や大型キャンペーンのスタートダッシュに強力な効果を発揮します。
しかし、効果測定の面では課題も多く、費用対効果を正確に把握するのが難しいのが現実です。
【テレビ広告の費用相場(概算)】
- 制作費:100万~500万円(クオリティ・尺により変動)
- 放映費(関東キー局/15秒×1週間):約200万〜800万円
- 地方局(ローカル)での出稿:数十万円〜
また、KPI設定は「商品認知度」や「好感度調査」「来店数変化」などの定性指標になりやすく、因果関係の明確化が困難です。
広告配信後にWEB検索数やSNS反応数が増えた、という「間接的な結果」は得やすいものの、具体的なCV数(成約)との紐づけは難しいため、定量的なROI分析には不向きといえます。
WEB広告の費用対効果|成果指標が明確でPDCAを回せる
WEB広告は1クリックあたりの費用(CPC)やコンバージョン単価(CPA)などを明確に把握できるため、費用対効果を数字で管理できます。
【WEB広告の費用感(平均)】
- Google検索広告(CPC):100~300円
- Facebook/Instagram広告(CPC):50~150円
- YouTube広告(CPV):1再生あたり5~15円程度
たとえば月10万円の予算で広告を出した場合、仮にクリック単価が200円なら約500人をサイトに誘導でき、そのうちCVR(コンバージョン率)3%なら15件の問い合わせや購入が見込めます。
このように、投下金額に対して見込み成果をシミュレーションできる点が、マーケティング施策全体の管理上大きなメリットです。
さらに、広告配信後の成果に応じて「クリエイティブを変更」「配信ターゲットを絞り込み」「配信停止」などすばやい改善が可能なため、低コストでも効率的な運用ができます。
広告費全体のトレンド|WEB広告がテレビ広告を追い越す時代
電通が発表した「2023年 日本の広告費」によると、日本国内のインターネット広告費は3兆3332億円で、テレビメディア広告費の1兆7052億円の約2倍という結果でした。
とくに、動画広告市場が前年比121.1%増加と急成長している点からも、費用対効果と運用のしやすさが広告主に選ばれていることが伺えます。

実際の事例紹介
ここでは、実際に行われたテレビ広告・WEB広告の活用事例を紹介し、それぞれの広告がどのように機能し、どんな成果をもたらしたのかを見ていきます。成功事例から学ぶことで、自社に適した広告戦略を見極めるヒントが得られるでしょう。
事例①:大手コーヒーチェーンによるテレビCM施策|地域密着とブランド再認知に成功
2023年、大手コーヒーチェーンはブランドリフレッシュを目的とし、テレビCMを全国主要都市で放映しました。
この施策は「身近でくつろげる空間」というコンセプトを再認識してもらうため、ターゲットを30〜50代の男女とし、朝の情報番組枠や報道番組の直前に出稿。
【結果】
- 放映地域の店舗売上が**前月比112%**に上昇
- SNS上で「CM見た」「雰囲気良さそう」などのコメントが増加
- Googleトレンド上でもブランド名検索数が放映期間中に2倍以上に増加
【ポイント】
テレビCMは短期間でマス層のブランド認知を一気に拡大できる力があり、ターゲットが広めの場合やブランディング重視のキャンペーンには非常に有効です。
事例②:中小D2Cアパレル企業のWEB広告戦略|リスティング+SNS動画でCV数が3倍に
次に紹介するのは、30代女性向けのアパレルブランドが展開したWEB広告中心のプロモーションです。
この企業は、もともとInstagram中心で集客していたものの、新規顧客の獲得に課題を感じていました。そこで、以下のような施策を組み合わせて実施。
【実施内容】
- Google広告(検索連動型)で「春服 レディース」「ナチュラルファッション」などのキーワードに出稿
- Instagramストーリーズに動画広告を配信(1日1000円予算)
- サイト訪問後のユーザーにはリマーケティング広告を配信
【結果】
- 約3か月でコンバージョン数が3倍に増加
- 顧客獲得単価(CPA)は**¥3,200 → ¥1,400**へ改善
- 反応の良い動画パターンをABテストで絞り込み、広告効果が右肩上がりに向上
【ポイント】
WEB広告は少額からスタート可能で、成果を見ながら改善できる柔軟性が最大の魅力です。ターゲットを絞って、確実に「買いたい」ユーザーへ届けることができる点が、特にD2C企業との相性が良いといえます。
比較から見える実態
- **テレビ広告は「爆発力と信頼性」**に優れ、大規模な展開やブランド刷新時に有効
- **WEB広告は「小回りと効率性」**が強みで、継続的な見込み客獲得・EC販促に適しています
それぞれの媒体に明確な強みがあるからこそ、目的やフェーズに応じて使い分けることが成功への鍵となります。

TVCMの拡散力と集客力は未だに健在である。
経済力のない企業からしたら、手を出しづらい。
でも、戦い方によっては、WEB広告が凌駕する可能性も。。。
クロスメディア戦略の解説
WEB広告とテレビ広告は、それぞれ異なる強みを持つメディアですが、実は**「どちらか一方だけに頼る」のではなく、「両者を連携させて使う」**ことで、より高い広告効果を生み出すことが可能です。
このように複数の媒体を組み合わせた広告施策は「クロスメディア戦略」と呼ばれ、近年、急速に注目を集めています。
クロスメディアとは?|メディアを掛け合わせる広告設計
クロスメディアとは、テレビ・WEB・紙媒体・OOH(屋外広告)などの複数チャネルを統合して、連動した広告展開を行う手法です。単体では補いきれない情報伝達や接点を、異なるメディアの特性を活かして設計します。
【例えば】
- テレビCMで商品を知ったユーザーが、スマホで検索しWEB広告に接触→購入
- Instagram広告で事前告知し、テレビCMで信頼感を形成→購買促進
- YouTubeで動画体験訴求→テレビCMでブランドの格上げ演出
このように、接触チャネルの分散が、認知・関心・行動の導線を補完し合う構造となります。
実践例:テレビCM+SNS広告でリーチ×行動を最大化
2022年に行われたある大手食品メーカーのプロモーションでは、以下のようなクロスメディア設計を導入しました。
【戦略】
- テレビCMで新商品名を強烈に認知付け(全国15秒CM)
- 同じCM素材をInstagramリール広告・TikTok動画広告でも同時展開
- キャンペーン特設ページにQRコード・ハッシュタグ誘導を設置
【成果】
- WEBでの新商品名検索数がCM放映中に500%増加
- SNS上でのUGC(ユーザー投稿)が約1,200件に到達
- 売上は前年同期比で約170%の伸長を記録
この例のように、テレビで「認知のきっかけ」を作り、WEB広告で「購買や反応への導線」を敷く戦略は、消費者のカスタマージャーニーに最も自然に沿った形となります。
クロスメディア運用での注意点と成功ポイント
① 一貫したメッセージとクリエイティブ設計
- 複数の媒体を使うからこそ、メッセージやビジュアルの一貫性が不可欠です。「どこで見ても同じ印象」を与えることで記憶定着や信頼感につながります。
② 適切なKPI設定と分担
- テレビ広告は認知や感情への影響、WEB広告はクリック・CV数など定量評価という具合に、目的ごとに役割を明確化するのが鍵です。
③ 測定指標と運用体制の整備
- テレビ放映時期とWEBトラフィックの連動分析、SNSでの話題化状況の把握など、メディア横断のデータ統合体制を構築することが重要です。
導入支援のポイントと成功の鍵
WEB広告やテレビ広告を導入する際、単に「広告を出せばよい」というものではありません。目的の明確化・ターゲット設計・KPI設定・運用体制の整備といった準備が、広告効果の成否を大きく左右します。
このセクションでは、広告施策導入時に押さえるべき実践的なポイントと、成功に導くための戦略思考を解説します。
広告導入前に考えるべき3つの軸
① 目的の明確化
まず大前提として、広告の「目的」を明確にする必要があります。以下のように、目的に応じて適切な媒体選定が変わってきます。
- 新商品・サービスの認知拡大 → テレビCM+SNS広告で広範囲に届ける
- 見込み客の獲得・販売促進 → リスティング広告・SNSリマーケティング
- 既存顧客の再訪促進 → メールマーケティング+動画広告
目的が曖昧なまま出稿すると、費用がかかるばかりで効果を検証できないという事態に陥りやすくなります。
② ターゲット像の設計
広告の効果を最大化するには、「誰に届けたいか」を具体的に描く必要があります。
- 年齢層・性別・地域・ライフスタイル・SNS利用傾向などのペルソナ設計
- 過去の顧客データや市場調査からのインサイト抽出
- テレビ・WEBで到達できるユーザーの違いを理解する
ターゲットが明確になることで、最適な広告手法・クリエイティブ・出稿媒体の選定が可能になります。
③ KPI設計と運用体制の整備
テレビ広告であっても、検索数・サイト流入・SNS言及数などをKPIとして設定し、施策ごとの目標と進捗を見える化することが重要です。
また、WEB広告ではA/BテストやPDCAサイクルの迅速な運用体制も不可欠です。
担当部署間の連携や、外部パートナー(広告代理店・制作会社)とのコミュニケーション設計も含めて、継続的に改善していける体制構築が成功の鍵となります。
まとめ|最適戦略の選び方
WEB広告とテレビ広告は、それぞれ異なる強みと活用シーンを持つ広告手法です。重要なのは、**「どちらが優れているか」ではなく、「自社の目的や状況に最も合った手法はどれか」**を見極めることです。
各媒体の比較ポイントの再確認
比較項目 | WEB広告 | テレビ広告 |
---|---|---|
到達範囲 | セグメントを絞って深く届ける | 広範囲に一斉到達 |
費用 | 少額から運用可能 | 高額・まとまった投資が必要 |
効果測定 | 明確な数値でリアルタイム測定 | 定性的・遅延的な効果把握 |
運用柔軟性 | すぐに開始・改善可能 | 事前調整・固定スケジュール |
信頼性 | 数値主導・効率型 | 社会的信頼とブランド構築に強み |
たとえば、新商品の短期的な認知拡大を狙うならテレビ広告が有効です。一方で、ECサイトでの購入を増やすなど**「行動を促す」ことを目的とする場合はWEB広告の方が費用対効果に優れています**。
最終的に理想なのは“掛け合わせ”
現在では、テレビ・WEBを組み合わせたクロスメディア戦略が主流になりつつあります。
テレビCMで大衆に商品を印象づけ、WEB広告で見込み客にリマインド・購入促進を行う構成は、消費者の行動パターンに自然に寄り添ったアプローチです。
【実践アドバイス】
- 限られた予算の中で最大効果を狙うなら、WEB広告を軸に始め、テレビCMを段階的に検討するのがおすすめ
- 施策導入時には必ず目的・ターゲット・KPIの3点セットを明確化しよう
- 社内に広告運用のノウハウがない場合は、専門代理店や外部パートナーの活用も選択肢に入れるべき
本記事が、WEB広告とテレビ広告を比較し、最適な施策を選ぶための参考になれば幸いです。目的に応じて、最適な広告戦略を設計し、継続的に「成果の出るプロモーション」を実現していきましょう。
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