近年、バーチャルツアーはオンラインで文化や自然を体験する新しい手段として、急速に注目を集めています。自宅にいながら世界中の美術館や博物館、水族館を訪れることができるため、時間や場所の制約を超えた体験を提供します。この記事では、バーチャルツアーを利用して展示や芸術作品をオンラインで楽しめる美術館・博物館・水族館を紹介し、各施設の特徴や見どころを解説します。
バーチャルツアーとは？
■デモ（株式会社ネクストアライブ オフィス）
バーチャルツアーとは、インターネットを利用して、現地に足を運ぶことなく施設や展示をデジタル空間で体験できるサービスです。特に美術館や博物館、水族館などでは、360度カメラや3Dスキャン技術を駆使して、リアルな展示や空間を再現しています。
バーチャルツアーの普及背景
バーチャルツアーが普及した大きな要因の一つは、新型コロナウイルスのパンデミックによるロックダウンです。多くの文化施設が一時的に閉鎖された際、オンラインでの展示提供が必要となり、バーチャルツアーの需要が一気に拡大しました。特に、Google Arts & CultureやMatterportなどの技術が進化し、無料や低コストで誰でもアクセスできるバーチャルツアーが増加しています。
バーチャルツアーのメリット
バーチャルツアーは、以下のような利点があります：
- 時間・場所の制約がない: 自宅やどこにいてもインターネット接続さえあれば、世界中の文化施設を訪れることが可能です。訪問できない遠方の施設や海外の展示を手軽に楽しめます。
- 教育的価値が高い: バーチャルツアーは、学校教育や遠隔学習のための教材としても有効です。特に歴史的な展示物や自然史の展示を、教室から簡単にアクセスでき、授業に取り入れることができます。
- コストを抑えられる: 物理的な移動が不要なため、旅行費用や入場料を節約できます。一部のバーチャルツアーは無料で提供されているため、誰でも手軽に参加可能です。
バーチャルツアーで体験できる博物館・美術館・水族館13選
ここでは、世界中および日本国内でバーチャルツアーを提供している博物館、美術館、水族館を紹介します。それぞれの施設でどのような展示がバーチャルで体験できるのか、見どころを詳しく解説します。
ルーブル美術館（フランス）
概要:
パリにあるルーブル美術館は、世界で最も有名な美術館の一つであり、フランスの歴史と芸術が詰まっています。ルーブル美術館のバーチャルツアーでは、「モナリザ」や「ミロのヴィーナス」といった有名作品を自宅から観覧できます。
見どころ:
ルーブル美術館のバーチャルツアーでは、ギャラリー全体を360度ビューで体験でき、各展示室の代表的な作品にフォーカスを当てることが可能です。詳細な作品解説も併せて確認できるため、美術ファンにとっては貴重な体験です。
公式サイト:
https://www.louvre.fr/en/online-tours
大英博物館（イギリス）
概要:
ロンドンにある大英博物館は、世界中から集められた歴史的な遺物が展示されている博物館です。バーチャルツアーでは、エジプトのミイラやロゼッタストーンといった有名な展示をオンラインで体験することができます。
見どころ:
特に注目されるのは、古代エジプトの展示。リアルな3Dスキャンを通じて、ミイラや古代文明のアーティファクトを詳しく見ることができ、エジプトの歴史に触れることができます。
公式サイト:
https://www.britishmuseum.org/collection/galleries
国立アメリカ自然史博物館（アメリカ）
概要:
ワシントンD.C.にある国立アメリカ自然史博物館は、地球の歴史や自然界の進化についての展示が豊富です。バーチャルツアーでは、恐竜の化石や地球の歴史に関する展示が楽しめます。
見どころ:
恐竜の化石が一番の見どころです。特に、ティラノサウルスの骨格標本がリアルな3Dモデルで再現されており、細部まで確認できるため、恐竜ファンにはたまらない体験です。
公式サイト:
https://naturalhistory.si.edu/visit/virtual-tour
東京国立博物館（日本）
概要:
東京国立博物館は、日本の歴史や文化を展示する最大級の博物館です。バーチャルツアーでは、特別展や常設展をオンラインで体験でき、日本の文化遺産を身近に感じることができます。
見どころ:
日本刀や仏像、古代の美術品を高解像度で閲覧でき、詳細な解説も用意されているため、文化的な理解を深めることができます。
公式サイト:
https://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1921
オランジュリー美術館（フランス）
概要:
パリのセーヌ川沿いにあるオランジュリー美術館は、印象派の巨匠たちの作品が展示されていることで有名です。特にクロード・モネの「睡蓮」シリーズを自宅から楽しむことができます。
見どころ:
モネの「睡蓮」シリーズが展示された巨大な円形の部屋をバーチャルツアーで体験できます。圧倒的なスケール感と繊細な筆遣いをオンラインで鑑賞できるため、臨場感あふれる体験です。
公式サイト:
https://musee-orangerie.fr/en/node/738
フォッサマグナミュージアム（日本）
概要:
新潟県糸魚川市にあるフォッサマグナミュージアムは、地質学と鉱物学の展示が充実しています。地球が育んだ自然環境や脅威となる自然災害に関する展示をバーチャルツアーで楽しむことができます。
見どころ:
翡翠の巨大な原石や、地質的に興味深い展示物をオンラインで鑑賞できます。特に、地球の歴史に興味がある人にとっては、学びの多いツアーです。
公式サイト:
https://fmm.geo-itoigawa.com/collection/virtual-tour/
国立アイヌ民族博物館（日本）
概要:
北海道にある国立アイヌ民族博物館は、アイヌ文化に焦点を当てた施設です。バーチャルツアーでは、アイヌの伝統的な文化や生活様式を深く理解することができます。
見どころ:
アイヌの伝統衣装や工芸品の展示を、詳細な解説と共にオンラインで見ることができ、民族文化の理解を深める貴重な機会を提供しています。
公式サイト:
https://nam-vm.jp/
シドニー水族館（オーストラリア）
概要:
シドニーにあるシドニー水族館は、オーストラリアの海洋生物を中心に展示しています。バーチャルツアーでは、サメや熱帯魚など、多種多様な生物の水中世界を体験できます。
見どころ:
海洋生物のリアルな水中映像が見どころ。特に、サメが泳ぐ様子を臨場感たっぷりに楽しむことができ、まるで水族館にいるかのような感覚を得られます。
公式サイト:
https://www.sydneyaquarium.com.au/virtual-tour/
チューリッヒ動物園（スイス）
概要:
スイスにあるチューリッヒ動物園は、野生動物の保護と研究に力を入れている施設で、バーチャルツアーでは、様々な野生動物を観察することができます。オンラインでは、動物たちの日常生活や生息環境をリアルタイムで視聴可能です。
見どころ:
特に人気の高いのは、カメラでライブ中継される野生動物の生活風景です。動物たちの自然な行動を観察でき、保護活動についても理解が深まるため、子どもから大人まで幅広く楽しめます。
公式サイト:
https://www.zoo.ch/en
沖縄美ら海水族館（日本）
概要:
日本最大級の水族館として知られる沖縄美ら海水族館は、世界的にも有名な水族館の一つです。バーチャルツアーでは、館内をオンラインで探索でき、特にジンベエザメやサンゴ礁の展示が人気です。
見どころ:
美ら海水族館の目玉は、巨大なジンベエザメが泳ぐ「黒潮の海」水槽です。バーチャルツアーでも、この迫力満点の展示をじっくり鑑賞することができ、沖縄の海洋生態系を学ぶことができます。
公式サイト:
https://churaumi.okinawa/
アンネ・フランクの家（オランダ）
概要:
アンネ・フランクの家は、第二次世界大戦中にナチスから逃れるために隠れていた場所として知られ、現在は博物館として公開されています。バーチャルツアーでは、アンネの日記に登場する隠れ家や、彼女の生活をオンラインで体験できます。
見どころ:
隠れ家を忠実に再現したバーチャルツアーは、歴史的な背景やアンネの家族の生活を知る上で貴重な体験となります。詳細な解説付きで、当時の状況やアンネの生活に触れることができます。
公式サイト:
https://www.annefrank.org/en/museum/web-and-digital/
バチカン美術館（バチカン市国）
概要:
バチカン市国にあるバチカン美術館は、ルネサンス時代の名作や宗教芸術が所蔵されている世界的に有名な美術館です。システィーナ礼拝堂やラファエロの作品などをバーチャルツアーで楽しむことができます。
見どころ:
最も注目されるのは、ミケランジェロが描いたシスティーナ礼拝堂の天井画です。バーチャルツアーでも、この壮大な芸術作品を詳細に観察することができ、世界遺産を自宅から体験できます。
公式サイト:
http://www.museivaticani.va/content/museivaticani/en.html
エジプト考古学博物館（エジプト）
概要:
エジプト考古学博物館は、世界で最も有名な古代エジプトの遺物が集まる場所です。バーチャルツアーでは、ツタンカーメンの財宝や古代のアーティファクトを鑑賞することができます。
見どころ:
エジプト考古学博物館では、ツタンカーメンの黄金のマスクをはじめ、古代の王朝に関連する貴重な展示物がオンラインで観覧可能です。古代エジプトの謎と魅力を余すことなく体験できます。
公式サイト:
https://egyptianmuseum.org/360-museum-tour
バーチャルツアーの技術とその仕組み
バーチャルツアーは、最新のデジタル技術を駆使して、実際にその場にいるかのような体験をオンライン上で提供します。特に美術館や博物館、水族館では、展示物をよりリアルに見せるために、様々なテクノロジーが使用されています。このセクションでは、バーチャルツアーで使用されている主な技術とその仕組みについて解説します。
360度カメラ
概要:
360度カメラは、バーチャルツアー制作における最も基本的な技術の一つです。このカメラは一度の撮影で周囲すべての方向の映像を捉えることができ、ユーザーが自由に視点を動かしながら展示物や空間を探索することが可能です。
仕組み:
360度カメラは、通常複数のレンズを持ち、それぞれが異なる方向の映像を撮影します。これらの映像を組み合わせることで、1つの連続した全方位の画像や映像を生成し、ユーザーが任意の視点を選んで見られるようになります。この技術により、まるでその場にいるかのように展示空間を体験できます。
応用例:
多くの美術館や博物館では、この技術を使って館内の展示室全体をバーチャルツアーとして提供しており、オンラインでのリアルな体験を可能にしています。例えば、大英博物館では、360度カメラを使って複数のギャラリーを探索できるバーチャルツアーを提供しています。
3Dスキャン技術
概要:
3Dスキャン技術は、展示物や空間を立体的にデジタル化するための技術です。この技術を使うことで、展示物を詳細に観察できるだけでなく、遠隔地からでも立体的に展示物を鑑賞できるようになります。
仕組み:
3Dスキャンでは、特定のセンサーやレーザーを使って物体の形状を正確に測定し、そのデータを元にデジタルモデルを作成します。作成された3Dモデルは、あらゆる角度から観察することができ、ズーム機能を使えば、展示物の細部まで鑑賞可能です。
応用例:
博物館では、文化財や芸術品を3Dスキャンしてデジタルアーカイブを作成し、オンラインで公開しています。例えば、ルーブル美術館では、著名な彫刻作品を3Dスキャンして、バーチャルツアーで詳細に観察できるようにしています。
VR（仮想現実）技術
概要:
VR（仮想現実）技術は、ユーザーを完全なデジタル空間に没入させる体験を提供します。VRヘッドセットを装着することで、展示空間や作品をリアルに体感でき、展示物の間を歩き回るような感覚を得ることができます。
仕組み:
VRシステムは、ヘッドセットやコントローラーを使って、ユーザーの動きに応じた視覚・聴覚的なフィードバックを提供します。これにより、物理的に存在しない空間を体験することができ、ユーザーはその場にいるかのような感覚を得ます。
応用例:
一部の博物館では、VR技術を使って、過去の出来事や古代文明を再現した体験型コンテンツを提供しています。例えば、国立アメリカ自然史博物館では、VRで恐竜時代を仮想体験するツアーが提供されています。
AR（拡張現実）技術
概要:
AR（拡張現実）技術は、実際の展示物にデジタル情報を重ね合わせて表示する技術です。ユーザーはスマートフォンやタブレットを通じて、実物とデジタルコンテンツが融合した形で展示を楽しむことができます。
仕組み:
ARでは、カメラを通じて現実世界の映像を表示し、その上にデジタル情報（画像、テキスト、3Dモデルなど）を重ねて表示します。これにより、展示物に関連する詳細な情報や解説をリアルタイムで追加表示でき、より深い理解を促します。
応用例:
美術館や博物館では、展示物に関連する歴史的背景やアーティストの情報をARを通じて表示することが一般的です。例えば、ルーブル美術館では、ARを活用して展示作品に関連するビデオ解説や追加情報を提供しています。
バーチャルツアーの技術の進化
バーチャルツアーに使用される技術は、年々進化を遂げています。特に、5G通信の普及により、大容量のデータ転送が可能となり、よりリアルで高品質なバーチャルツアーが実現しています。今後、技術がさらに進化することで、ユーザーがよりインタラクティブに展示物と関わることができる新しい体験が期待されます。
バーチャルツアーの活用方法：教育・観光・家族での体験
バーチャルツアーは、オンライン上で展示や文化施設を体験できるだけでなく、さまざまな目的に応じて活用されています。教育、観光、そして家族での娯楽としてのバーチャルツアーの利点と活用事例を紹介します。
教育でのバーチャルツアー活用
概要:
バーチャルツアーは、学校や教育機関での授業に活用されており、教室にいながら世界中の文化や歴史、自然に触れることができます。特に、歴史や地理、科学の授業で使用されることが多く、生徒たちに現実感を持った学びを提供します。
具体例:
- 歴史教育: 大英博物館やエジプト考古学博物館のバーチャルツアーでは、古代文明や歴史的な出来事に触れることができます。例えば、古代エジプトの遺物を3Dスキャンで詳細に観察し、学術的な解説を併せて学ぶことができます。これにより、生徒たちは教科書では理解しにくい歴史の背景や文化を視覚的に理解できるようになります。
- 科学教育: 国立アメリカ自然史博物館のバーチャルツアーでは、恐竜の骨格や地球の進化、気候変動など、科学的な展示物をリアルに体験できます。これにより、自然史や進化のプロセスについての理解を深めることができます。
メリット:
- 学習の補助教材として視覚的に強力なツールとなる
- 遠足や現地訪問が難しい場合の代替として効果的
- 生徒が興味を持ちやすく、学びの体験を広げる
観光目的でのバーチャルツアー活用
概要:
バーチャルツアーは、観光業界においても広く活用されています。観光客が事前に行き先を調べたり、遠隔地や渡航が難しい国々をオンラインで訪問することが可能です。コロナ禍では多くの人々が海外旅行に行けなかったため、バーチャルツアーが観光の代替手段として一層注目されました。
具体例:
- 世界遺産のバーチャル訪問: バチカン美術館やルーブル美術館などの有名美術館をバーチャルで巡ることができ、世界遺産や文化財を手軽に鑑賞できます。これにより、渡航制限がある状況でも自宅から観光名所を訪れることができます。
- 予備調査としてのバーチャルツアー: 観光客は旅行の前に、行きたい場所をバーチャルツアーで事前に確認し、どの展示を見たいか計画することができます。旅行先の情報をオンラインで下見することで、観光の質を高めることができます。
メリット:
- 渡航できない場所や遠隔地でも観光体験が可能
- 実際の旅行を計画する際に有益な情報が得られる
- 現地に行く前に展示や文化財の予備知識を得ることで、実際の観光がより充実したものになる
家族向けのエンターテインメントとしてのバーチャルツアー
概要:
バーチャルツアーは、家族で楽しむエンターテインメントとしても非常に有用です。特に、子どもから大人まで幅広い年齢層が楽しめるような施設のバーチャルツアーが多く提供されており、家庭で手軽に文化や自然を体験できます。
具体例:
- 水族館や動物園のバーチャルツアー: 沖縄美ら海水族館やシドニー水族館では、家族で楽しめる海洋生物や水中世界を体験できます。また、チューリッヒ動物園では、動物たちのリアルな日常をライブカメラで観察でき、家族で一緒に楽しむことができます。
- 特別なイベントや季節限定のツアー: 美術館や博物館では、季節ごとの特別展やイベントもバーチャルツアーで提供されることが増えています。家族でオンラインイベントに参加し、教育的かつ楽しい時間を共有できます。
メリット:
- 子どもたちにとっても、教育的な娯楽として楽しめる
- 家族全員で新しい体験を共有できる
- 家から出ることなく、世界中の動物や展示物を体験可能
まとめ：自宅で世界を体験できるバーチャルツアーの未来
バーチャルツアーは、世界中の美術館や博物館、水族館を自宅で手軽に楽しめる新しい体験型コンテンツとして急速に成長しています。これまで物理的な距離や時間の制約により訪れることができなかった文化施設も、インターネットを介してリアルに体験できる時代が到来しました。さらに、技術の進化に伴い、バーチャルツアーはより臨場感あふれるものへと進化し続けています。
バーチャルツアーの進化と展望
5G通信の普及と技術の進化
高速なデータ通信が可能となる5Gの普及により、バーチャルツアーの体験はさらに進化します。高解像度の映像や3Dデータを瞬時にストリーミングできるようになり、これまで以上にリアルな体験が可能になります。さらに、AI技術を取り入れたガイドや、ユーザーの動きに応じたインタラクティブなコンテンツも期待されています。
VR/AR技術のさらなる活用
VRやAR技術が進化することで、より没入感のあるバーチャルツアーが提供されるようになります。VRヘッドセットを通じて展示物の中を実際に歩き回るような感覚を得られるだけでなく、ARを使って展示物に関する追加情報をリアルタイムで確認できるようになります。このような技術が導入されれば、オンラインでの博物館体験はより深い学びと楽しさを提供してくれるでしょう。
バーチャルツアーの可能性
バーチャルツアーは今後、さらに多くの文化施設で導入されることが期待されています。特に以下の分野で大きな可能性が広がっています。
- 教育: 学校の授業でバーチャルツアーが利用されることで、世界中の文化や歴史、自然を実際に見て学ぶ機会が増えます。これにより、子どもたちはより広い視野で学ぶことができ、教育の質も向上します。
- 観光: 旅行前の予備調査や、遠隔地の観光をバーチャルで体験することが主流になりつつあります。旅行者にとっては、現地に行く前にその魅力を知ることができるため、実際の観光体験をより豊かにする手段としても有効です。
- 障がい者や高齢者のアクセス: バーチャルツアーは、移動が困難な人々にとっても文化施設へのアクセスを提供する手段となります。身体的な制約を超えて、世界中の美術館や博物館を訪れることができるため、より多くの人々に文化や歴史を届けることが可能です。
自宅で体験できる未来の文化体験
今後もバーチャルツアーは進化を続け、私たちの生活の一部としてさらに普及していくでしょう。自宅にいながら世界中の展示や文化を体験できる時代が到来し、これまでの博物館や美術館、水族館の楽しみ方を大きく変えていくと考えられます。技術の発展により、バーチャルツアーは単なるオンライン体験から、より深く文化や歴史、自然とつながるためのツールとして成長していくでしょう。
最後に
バーチャルツアーは、現地に行くことが難しい時代でも、文化や歴史、自然に触れる素晴らしい方法です。特に、美術館や博物館、水族館を通じて世界中の展示物を楽しむことができるため、日常生活の中に文化的な体験を取り入れる良い機会となるでしょう。弊社ではMatterportを活用したバーチャルツアー制作で多くの実績がございます。制作をご検討の際はぜひご相談ください。
